フォトギャラリー
諏訪湖を見下す霧ヶ峰の南東山腹に展開する18ホール。
よく手入れされたゴルフ場である。入念に、完全に、立派に…。
そして、その管理をみていると、いつでも、これでよいというものではないらしい。
作られた自然は、すこし目をはなすと、本来の姿に、もどろうとするからだ。
人工的な美しいものを、いつまでも意のままに残しつづけることは、大変なことである。
芝の緑は生きている、だから一日一日、その表情がかわるわけだ。
コースがいちばん美しく安定した眺めのときは、晩秋の黄金色の彩りであった。空もよくすんだころである。
※写真・文章は、諏訪湖カントリークラブ20周年記念写真集『ふれあい』より抜粋 (一部を除く)